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Interview with Ryuji Kato (Japanese)

今秋開催される2017 Kyoto Congressに向けての企画として、IATDMCT Communications Committeeでは、7、8、9月のBlogを日本語と英語でお届けします。7月は加藤隆児先生(前 IATDMCT Young Scientist Committee member、現IATDMCT Communications Committee member)です。

 

加藤隆児
大阪薬科大学循環病態治療学研究室

 

京都でお会い出来ることを楽しみにしています!

 

あなたにとって、15th IATDMCT Congressが日本で開催されることは、自分の仕事を行う上でまた個人的にどう思いますか。

1st International Congress of Therapeutic Drug Monitoring (現在はInternational Congress of Therapeutic Drug Monitoring and Clinical Toxicology (ICTDMCT)) は田中一彦先生が年会長となり、1988年に日本で開催されました。そして今回、15th ICTDMCTは日本での2回目の開催となり、International Association of Therapeutic Drug Monitoring and Clinical Toxicology (IATDMCT) にとって節目の学会になると思っています。本学会は、IATDMCTがなぜ設立されたのか、また今後IATDMCTがどのように展開していくべきかを考えるいい機会になると思っています。

あなたの現在の研究領域を教えてください。また学会では何を学びたいと思っていますか。

現在、私は薬剤適正使用に関する研究を行っています。具体的には、薬物体内動態の情報やバイオマーカーを利用して、重篤副作用を予測、予防する方法を開発しています。IATDMCTはTDMだけではなくclinical toxicologyを研究する研究者も多く所属しているため、自分にとっては興味のある話題ばかりの学会です。特にclinical toxicologyは海外のほうが進んでいることが多いため、学会でどのような話題が取り上げられ、どの程度進んでいるかを知りたいと思っています。また、多くの海外研究者と知り合いになることにも期待しています。

日本TDM学会はTDM領域においてとても活動的で伝統のある学会です。日本TDM学会員として、あなたがIATDMCTの会員になることは何が魅力的ですか。またあなたにIATDMCTへ入会を勧めたのは誰ですか。

新規薬剤が承認される場合、日本と比較して海外のほうが先行している場合があるため、TDMに関してその最新情報が手に入れられることが魅力的です。また、それ以上に海外の研究者と仲間になることが出来ることが魅力です。特にIATDMCTは40歳以下の若手会員が多く所属しており、若手の先生方と交流できることも楽しみです。私が入会したのは、自分が大学院生時代に指導を受けていた上野一行先生(JSTDM前理事長)の勧めで入会しました。当時、上野先生からは「常に世界を見て研究しなさい」と指導を受けていました。

多くの日本TDM学会員が今回の京都での学会に参加されると思います。あなたは日本TDM学会の会員にとってIATDMCTの会員になる一番のメリットは何だと思いますか。

「海外の研究者と仲間になることが出来る」のが最大のメリットとだと思います。もし世界中に仲間がいれば、視野も広がり、いいディスカッションを行うことが出来るため、より効果的に研究ができると思っています。また、IATDMCTは若手の先生方が多いため、JSTDMの若手の先生方にとっても同年代の仲間と交流することで、とてもよい刺激になると思います。これからの交流は国境を越えたボーダレスの時代になると思いますが、世界中に仲間がいることが大きな楽しみでもあり、励みになると思います。

 

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Ryuji Kato